Sample Company

岩手県立大学 ソフトウェア情報学部 経営情報システム学講座

#地域資源・観光・暮らし #地域のデジタルアーカイブ #聞き書き #文化資源保護
 岩手県立大学ソフトウェア情報学部経営情報システム学講座では,企業や自治体等の経営活動を支援する情報システムについて研究を行っています。大交流会では,地域のデジタルアーカイブ活動に関する研究の発表を行います。
 近年,地域の歴史や文化の継承に対する意識が全国で高まり,デジタルアーカイブを活用した文化資源の保護に関する活動が広まっている。岩手県花巻市では地域の歴史や文化を後世へ残すことを目的に,郷土史研究団体が地域住民を対象とした聞き書きの収集を実施している.聞き書きとは話者の話を話し言葉の形式を活かしつつ書き起した文章である。収集された聞き書きはデジタルアーカイブ上で公開されているが,既に100人を超える話者の聞き書きを収集・公開しているため,その分類・整理の手法が課題になっている。
 聞き書きは話者ごとに示される内容が大きく異なっているため,一般的なデジタルアーカイブの分類手法では十分に整理することが困難である。そこで,聞き書きが地域に関する出来事等に言及している点に着目し,聞き書きに含まれる地域の特性を用いて収集された聞き書きを分類・整理する手法を提案する。同時に,聞き書き同士の関連についても明確化することで,これまで示すことができなかった地域像についても発見できるようになると考えられる。
 これらについて,聞き書き収集のプロセスから実験結果を報告します。
写真の説明を入れます

岩手県立大学宮古短期大学部・岩田研究室

#経営情報学科 #地域経営 #三陸鉄道 #卒業論文
 岩手県立大学宮古短期大学部は、経営情報学科の1学科で構成されています。平成2年(1990)に三陸沿岸地域の宮古市に「岩手県立宮古短期大学」として開学し、平成9年(1997)「岩手県立大学」に統合されました。岩田研究室は、平成6年度(1994)から平成30年度(2018)現在まで150に及ぶ地域経営を中心とした研究で卒業論文を作成してきました。本年度も、10名の学生が地域経営に関する卒業論文を作成中です。
 卒業論文のテーマをながめてみると、25年の間にその時々の社会情勢の影響を受けて変化してきていることがわかります。もちろん卒論の中には、地域経営に関係していないテーマもありますが、その年代の学生がどのようなテーマに関心があったのかわかります。唯一変化のないテーマは、「三陸鉄道」です。このテーマは、何度も学生が卒業論文のテーマとしてとりあげて、研究してきており、関心が高いことがわかります。また、東日本大震災以降の卒業論文のテーマとしては、復興活動や復興後の地域づくりをとりあげて研究する学生がみられます。
 今回、展示する岩田研究室在籍学生10名の卒業論文のテーマも、学生自身が生まれ育った地域を取り上げたテーマが多くみられます。卒業論文の提出締切は来年1月末なので、まだまだ製作途中ですが、学生がこのようなテーマを選択して研究していることは、宮古短期大学部が地域づくりを考える学生を養成している証だと思います。
写真の説明を入れます

岩手県立大学社会福祉学部

#社会福祉学科 #人間福祉学科 #社会支援 #幅広い研究分野
 ~日本(地域)・海外でアクティブに福祉を学ぶ~

 社会福祉学部は「社会福祉学科」と「人間福祉学科」の2学科で、5つの教育系(福祉政策・コミュニティ福祉・臨床福祉・生涯発達支援・福祉心理)からなる教育研究体制となっています。社会福祉というと高齢者の介護や障がい者の支援などがよくマスコミなどで取り上げられています。福祉は人びとが抱える種々の生活問題に対して社会支援を行うのですが、高度化・多様化する問題を解決するために福祉の専門領域だけでなく法学、経済などの社会科学分野をはじめ、福祉情報、福祉機器、住環境といった情報・工学・心理領域など幅広い研究分野と繋げて取り組んでいく必要があります。
 また、国際化・グローバル化する現代社会においては、グローバルな取り組みをローカルな実践の中に取り入れる教育が求められています。本学部では、国内における福祉実習に加えて、海外における福祉研修プログラムを用意しています。
 当日は、本学部の概要とともに、これまで積み上げてきた教育の実践等の中から、国内での福祉実習や、ニュージーランドでの福祉研修をピックアップして、「学生」が紹介します。
写真の説明を入れます

岩手県立大学盛岡短期大学部・三須田研究室

#八幡平市浅沢地区の社会学的研究 #漆器産業関連文化遺産 #農村 #浄法寺塗・安比塗
 今回は、岩手県立大学盛岡短期大学部の教員がおこなっている研究の一部として、(1)八幡平市浅沢地区で漆器生産(浄法寺塗・安比塗)をおこなっていた農家の社会学的研究の紹介、(2)「漆室」の保存についての紹介、(3)この地区をめぐる研究機関・デザイナー・民藝運動家らの知的交流を紹介します。
 (1)日本農村社会学の確立にあたって重要な位置をしめたのが、有賀喜左衛門(あるがきざえもん)の昭和10年代におこなわれた岩手県八幡平市石神集落の大屋齋藤家を対象とした大家族制度・名子制度の調査です。私たちは現在、その史料を整理・分析しています。その一部を紹介します。
 (2)この調査の過程で、浅沢地区の岩屋集落に漆室が残っていることを知りました。これは県内で唯一、おそらくは東北でも唯一の建物です。その3D 技術による利活用を試み、漆器業関連文化遺産による地域振興の試みを進展させようとしています。
 (3)調査の過程で、この浄法寺塗が、昭和恐慌当時柳宗悦ら民藝運動家から着目され、積雪地方農村経済調査所(山形県新庄市)と共同で農村更生運動の材料となったことを知りました。さらに興味深いのは、その指導員として、ル・コルビジュエの共同作業者である工芸デザイナーのシャルロット・ペリアン女史がフランスから来日し、数年間にわたり東北地方を指導に訪れたことです。こうした当時の知的交流について紹介します。
写真の説明を入れます

岩手県立大学総合政策学部「スマイルチャージいわてプロジェクト
Fes"an×students」・学生広報グループ「もちもち和羊羹プロジェクト」

#キャリア・デザインⅡ #学生自主活動 #商品企画 #企業と学生の協働プロジェクト
 「いわてのごほうび羊羹」を売り出そう!:
 学生広報グループ「もちもち和羊羹プロジェクト」は、岩手県立大学総合政策学部3年生の必修科目キャリア・デザインⅡからスピン・アウトした学生自主活動です。学生のアイディアで生まれた商品企画「いわてのごほうび羊羹」=もちもち和羊羹を商品全体の企画から包材、そして、販売戦略に至るまで全て学生が主体となり取り組んできました。具体的には、① SNS 班、②ツール班、③販売班に分かれ、一つの商品を協力して販売まで行いました。「ありそうでなかった新食感」をテーマに打合せを何度も重ね、「もちもち和羊羹」を手に取ったお客様に、“ 食べた瞬間広がるWA(和)の甘さ“、” 贅沢なひととき” を共に味わってほしいという願いをこめています。学生たちの活動を中心に回進堂、駅ビルフェザン、総合政策学部が力を合わせました。
 「FES″AN × STUDENTS スマイルチャージいわてプロジェクト」は、盛岡駅ビル フェザンがすすめる学生との協働プロジェクトで、本学では『南部せんべい くまが来る実』、『かもめの玉子 ばなちょ』、『銀河堂バーガー』に続く新商品第4弾の開発プロジェクトです。
写真の説明を入れます

<< 前のページに戻る