ごあいさつ

ふるさといわて創造協議会 会長
岩渕 明 (岩手大学長)

地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+事業)がスタートしましたこと、うれしく存じます。現在、参画機関は本学を含む8の高等教育機関、岩手県を含む19の自治体、8の経済産業団体となりこれまでで最大の産学官連携といえます。

東日本大震災から5年以上が経過し、岩手の次のターゲットは地方創生です。そのキーワードは生業の再生であり、イノベーションを担う人材を育成し、彼らを地域に定着させることが大きな目標となります。人材の定着には大学の努力だけではなく地域の企業が魅力的な企業になるための努力も必要です。まさに産学官が協力して人材育成を行うものです。地域の良さを十分に理解し、いわゆる地方に積極的に住むこと、そこでリーダーとして活躍することが望まれます。

そのため本事業では産学官連携で大きくは4つのアクションを実施します。目標の学生の定着率10%アップは決して容易な目標ではありませんが、協力してこの目標を達成したいと考えております。ご協力宜しくお願いいたします。